2025/01/28
他社とどうちがう?堀田建築のプラン提案
目次
こんにちは!堀田建築のスタッフです。
堀田建築の堀田棟梁の想いを熱く語る「棟梁コラム」!
今回は他社と全く異なる堀田建築の「プラン」について、お話ししたいと思います。
というのもハウスメーカーや工務店、また工務店でも会社によって「プランの内容」が実は大きく異なるのをご存知でしょうか。

3社4社と相見積もりをされたことがある方はご存知だと思いますが、同じ敷地面積でも金額が最低でも500万円前後変わります。大きく差がでる場合は1000万円近くなります。
同じ木造二階建てでも大きくことなる理由は、「構造材」「断熱材」「標準仕様の建材」「設備費」など使うものや含まれているものが会社によって異なるからです。
建築会社からのお見積もりやプランはよくよくお客様ご自身で確認するとともに「何が含まれているのか」なにが「含まれないのか」、またそれはどういった理由でそうなっているのか確認していくと良いでしょう。

そして、判断材料の1つとして大切なのが「予算の立て方」です。
例えば家にかけられる費用が3000万円だったとしたら、その金額があれば「すぐに住める状態になる」と思っていませんか?
実はそう思われている方が多くいらっしゃって、あとから「こうすれば良かった」って後悔につながる可能性があります。
お客様にとって初めてで、しかも人生でほぼ1度きりの注文住宅は、想い出になって欲しいし、お引き渡し後も後悔してほしくありません。笑顔で「この家に住んで良かった」って思ってもらいたいと思っています。
そこで今回は、基本的なプランのお話しと、堀田建築のプランづくりについて他社と比較しながらお話しします!

家づくりにかかるお金って?
まず注文住宅の新築工事費用・税金は、大枠として、下記の3つの費用に当てはまります。
「建物本体工事費」「付帯工事(別途工事)費」「諸費用」の3つです。
この3つの大まかな項目は、以下一覧をご参照ください。
【注文住宅にかかる建築費用・税金の内訳】
1.建物本体工事費
これは、建物そのものの建築にかかる費用です。
- 躯体工事費 :「仮設工事(足場)」「基礎工事」「木工事(構造や骨組み)」にかかる費用
- 仕上げ工事費:「内外装工事」「屋根・内壁・外壁・天井の仕上げ」などにかかる費用
- 設計料
2.付帯工事(別途工事)費
建物本体の建築以外にかかる費用です。
- 地盤調査・地盤改良工事費:地盤に関してかかる費用
- 外構工事:建物の外側(駐車場や庭、門、塀など)にかかる費用
- インフラ関連の工事:水道管やガス管を敷地内に引き込む工事費用
- 設備の取り付け工事:照明やエアコン、カーテンなどの取り付けにかかる費用
3.諸費用(税金含む)
建物本体の建築以外にかかる費用・税金です
- 税金:不動産取得税・登録免許税・印紙税 など
- 住宅ローンの関連費用:住宅ローン事務手数料・保証料・団体信用生命保険(団信)料
- 登記費用:土地の所有権移転、表示登記、所有権保存登記にかかる費用。
- 司法書士への報酬:上記、登記に関する手続きを依頼する場合に発生する費用
- 引っ越し費用 :建て替えの場合は、仮住まいの費用も必要となる可能性がある。
さらに4つめ!
そしてさらに4つ目のカテゴリーとして上げるなら、住みやすく、理想のお家にするための設備やインテリア代がかかります。
4.インテリア・設備代
- 住宅設備購入費用:洗面台やキッチン、システムバス、トイレといった住宅設備
- その他:カーテン、カップボードや収納、ダイニングテーブルや椅子、照明器具、マット、冷暖房機器本体購入費用
これらを含めた上で、予算づくりをすることをおすすめします。

堀田建築で家を建てる時の予算
堀田建築の注文住宅は、建物面積40坪で建物本体工事費が4000万円(税別)からになります。
そこに、付帯工事費や諸経費、インテリア・設備代などがかかってきます。
※建物の品質・安全性・性能面については、HPでご確認いただくほか、実際に構造見学会やOB様のお家訪問会などで見て触れて、体験いただいたり、実際に詳しいお話しをお聞きください。
なので、建物代+500万円から内容によっては800万円ほどのご予算感となります。

堀田建築のプランの特徴
堀田建築の叩き台のお見積もりは「建物代」のみ
堀田建築で最初にお出しする叩き台のお見積もりは、その土地で建てた場合の「建物代」になります。
堀田建築のスタイルである「見せ梁」や「90センチ間隔で柱を建てる”真壁工法”」、構造に使う国産材や自然素材、断熱材や屋根材といった堀田建築の方針が含まれています。
上記以外の装飾面で取り入れたいものはプラスで費用がかかります。
なぜなら「お客様によって好みや要望が異なるから」です。

堀田建築が内装や外構や扉、住宅設備などを「見積もりに入れない理由」
外構は広さやご要望内容でおよそ100万円から800万円ほど金額差が生まれます。
内装の扉も引き戸かどうか、素材や大きさ、大工の工期で値段が変わります。
システムキッチンやお風呂の設備も、メーカーやグレードでピンからキリまでありますよね。
和室が欲しい方、畳空間だけ欲しい方、カーテンをつけない人もいますし、カーテンプラスシャッターをつけたい人もいる。
ついつい建物や注文住宅の全体費用を見るので、1万円2万円は微々たる費用に感じますが、実際に家電屋さんに行ったら1万円の差額でも大きいです。
上記の設備や外構費用を入れたら何百万円という費用になります。
堀田建築でよくご要望いただくキッチンの造作も「腰までのカウンターだけつける」、「カウンタープラス引き出しの収納が欲しい」、「大容量で、高さは180センチ、幅は2メートル、目線より上の棚も全て扉付きでつけてほしい」では、材料となる木材の量も、大工の手間も異なるので予算感が全く変わってきます。
部屋に備え付ける「クローゼット」も、その枠は予算内ですが、クローゼットに何をどうしまうかはその人次第ですので、扉やポール、棚は全て別途となります。
つまり、堀田建築では建物以外の家具や住宅設備などのご要望はご要望を伺ってから「別途お見積もり」にさせていただいています。
そうすることで、家にまつわる全てのものを「適正価格」で設置していくことができます。
また注文住宅の醍醐味である「隅々までオーダーする」本当の注文住宅になるからです。

堀田建築での家づくりの流れ
ではどうやって家づくりや費用面を考えるのかというところで、堀田建築での家づくりの流れをご紹介します。
1)初回打ち合わせ
堀田建築での初回打ち合わせはお客様のことをじっくり伺います。
例えばご出身や家族構成、ライフスタイル、価値観など。そこではなぜ堀田建築がいいと思っていただけたのかもお聞きしています。
なので今このコラムをお読みのあなたも、ぜひお話しください。
どんな暮らしがしたいのか、インスタとか他社とかみて「いいな」と思ったこと、住宅ローンや土地についてなどなんでも大丈夫です。
2)土地が見つかったら
堀田建築では土地さがしも一緒に行っています。お客様の暮らしのイメージに合う土地条件だったり、学校区など不動産会社と連携して対応させていただいています。
ご希望の土地が見つかったら、その土地で建てられる建物の大きさなどをざっくりお伝えしながら検討し、土地のご契約を進めます。
3)叩き台をご提案
土地が決まったらその土地の測量図に合わせて「叩き台」をお見せしています。
ここで他社と違うのは堀田建築の叩き台は、「建物費用のご予算に対し、フルマックス建物代」です。
あくまでも「叩き台」ですのでそれを見て、詳細な打ち合わせをしていきます。
4)詳細打ち合わせ
ここでは「叩き台」からの追加要望をお話しください。
例えば間取りの変更希望、畳空間、玄関の広さ、扉を引き戸にするかどうか、収納は造作するか、造作した時の棚の枚数は何枚か、別途家具屋さんで購入するかなど、些細なことでも大雑把でも良いのでお話しください。
もちろんこのタイミングで決められないことは、工事が始まってからでも大丈夫です。
実際に要望が叶えられるかどうかそのタイミングにもよりますが、できるだけ叶えられる方法を一緒に探していきます。
5)ご契約
大まかな家づくりにかかるお見積もりがでます。また今後の流れやざっくりとしたお引き渡しタイミングなどをお話しします。
ご納得いただけたらご契約となります。
6)工事開始
現場が始まったら間取りや広さや高さをリアルに体感いただけます。
この期間中も細かなことを決めていきます。
ご契約前に決めた内容からの追加は、内容によっては別途費用がかかりますのでその都度お伝えさせていただいています。
7)お引き渡し
工事が完了しましたら、お引き渡しになります。一緒にお家を確認したらいよいよ新しい家での生活がスタートします。
4.他社をぜひ見に行ってください
堀田建築では、当社で決めていただく前に他社でたくさんの家をご見学いただいたり、お見積もりをとっていただくことをおすすめします。
理由は以下の5つです。
- 間取りや設備などの提案を見ることができる
- 様々なモデルハウスを「体感」することで、何が自分にあっているか分かる
- 玄関の広さやドアの高さ、キッチンの高さや広さなどの参考にできる
- 家づくりの相場感がつかみやすくなる
- 家づくりを検討していく上で、自分たちの中で優先順位をつけることができる
たくさんのハウスメーカー・工務店を見ていく中で、自分が本当に欲しい家、したい暮らしを見つけることができると思います。

堀田建築のプランは「安い」ではない
堀田建築の建物代は4000万円から、そしてそこに諸経費や設備費、付帯工事費などプラス500万円から800万円がかかります。決して安くはありません。
しかし決して利益をたくさん得られる「プラン」ではなく「適正価格」でご提案させていただいています。
木材や構造
仕入れる木材は全て国産材で、何百年とじっくり時間をかけて育った高品質な木材。「耐久性」と「強さ」を最大限発揮するため、管柱120㎜・通柱180㎜で建築。
これは、ハウスメーカーでは管柱105㎜・通柱105㎜で建築しており、まったく太さが異なります。
錆びたり劣化する原因となる金物を極力使わず、200年後も構造をつかうことができる耐久性の高さです。
また、柱の本数を減らし金物で代用するハウスメーカーとは違い、91センチ間隔で柱を立てる「真壁工法」で、地震や余震でも”揺らして耐える”のではなくガチガチに固めて耐える家づくりです。

自然素材
畳や塗料も自然素材のものを使うことで、シックハウスやアレルギーを発生させない空気のきれいな家づくりは、健康な方もアレルギー体質な方も実感いただけます。
工期は1年
このような高品質な家を、大工が手間ひまかけて想いを込めて手掛けていきます。
効率化されたメーカーの家づくりとは手法がまったくことなるので、工期も1年は見ていただいています。
こうした希少で手間暇かかる家づくりをするのは、住んでいただくご家族に心身ともに幸せになっていただきたいからです。
企業としての「費用」
そして、その暮らしを守り続けるために一定の利益をいただいています。
会社として、お客様の家と暮らしを守り続けるためにはある一定の利益は必要です。
しかし、それ以上にいただくことはありません。
また、過度な広告をかけず、モデルハウスも持ちません。
早く堀田建築のことを知っていただきたいと思えば、メディア露出など「過度な広告」やたくさんのモデルハウスを建てるなどすれば解決しますが、それではそういった広告にかかった費用を住宅費用に上乗せしなければいけません。
地域に密着した工務店であり、大工と直接行う家づくりの基本である「顔の見える家づくり」をしていくために、無駄をとことん省きます。
私たち堀田建築では、住宅にかかる費用ははじめから適正価格でお届けすることを常にお約束いたします。

まとめ
堀田建築の家づくりは唯一無二です。
国産の材木を自社で乾燥・加工を行い、木組の技術で構造をつくっていく。
日本古来の家づくりをもって、安全性と快適性を叶えること。
そしてそれを叶えられる技術と知識、美しく重厚感のあるデザインを叶えられるのが堀田建築です。
その家づくりを生かすことができるのが「お客様の想い」です。
ほしいもの、こだわりたいもの、叶えたいこと。
堀田建築は決して安くはありませんが、柔軟な姿勢と高い技術で理想の暮らしを叶えるお手伝いをします。
「大工と一緒に家をつくる」
それは大工と一緒に、生涯の暮らしを手間ひまかけてつくっていくことです。
今回ご紹介した「プランづくり」についても、お客様と二人三脚で行なっていきます。
いろんな会社を見ていただいて、堀田建築のことが気になったらお話だけでも聞きにきてください。
OB様の自慢の我が家をぜひご覧ください。
ここでしか叶えられない「豊かな暮らし」を見ていただけると思います。
